ETCコーポレートカード事業
ETCコーポレートカード事業では、車両コストを削減するためのご提案をさせていただいております。組合員様であれば、組合員様価格でETCコーポレートカードをご利用いただくことが可能です。
ETCコーポレートカードとは
ETCコーポレートカードは、大口・多頻度割引を前提とするＥＴＣシステム（ＥＴＣ車線）（注１）の利用に必要となるカードです。高速道路に設置されたＥＴＣシステムを利用する場合に、別売の車載器にこのカードを挿入し通行することにより、通行料金の支払いに利用することができます。
注１：通行券の受取りや通行料金の支払いのために一旦停車することなく、ノンストップで通行できるシステムです。このシステムの設置路線にETC車線があります。
大口・多頻度割引について
大口・多額度割引については、以下をご確認ください。
大口・多頻度割引制度とは
各道路会社が管理する全国の高速道路、本州四国連絡道路及び地方道路公社等の道路を利用される場合に、「ETCコーポレートカード」を利用して通行していただくことにより、１ヶ月分の通行料金をまとめて翌月末までにお支払いいただく後払いの制度です。さらにこの時点で、大幅な割引が受けられる制度です。
大口・多頻度割引制度の仕組み
・車輌単位割引（車輌1台毎に月間の対象路線利用額に応じて割引）（注2）
注２）：段階式割引方法になりますので、一台毎の利用額を上記パート毎に割り当てて算出します。
注３）：激変緩和措置の割引率（措置期間は平成28年3月末まで）
・契約者単位割引（車輌1台あたりの首都高・阪神高速の月額平均利用額が５千円を超え且つ月額１００万円利用時に限り車輌単位割引とは別に一律１０％を割引）
大口・多頻度割引制度のメリット
・当組合のスケールメリットを生かし、車輌単位割引以外に契約者単位割引の一部を還元いたします。
・高速利用料金は、約１ヶ月後の後払いです。
・経理事務の省力化・合理化（立替精算事務が不要）が図れ、詳細な運行明細の発行により運行管理が容易になります。
・料金所通過時に現金が必要無く、ノンストップ通行が可能となります。
ご利用可能な道路について
ETCコーポレートカードでは、ご利用いただける道路が決まっております。以下をご参考ください。
導入活用事例
ETCカードをご利用されている組合員様の事例になります。
| 企業名 | 業種 | 車両台数 | 枚数 | 課題 | 成果 | 効果 |
| ㈱HS | 高級鮮魚、冷凍魚介類類の仲卸 | 3台 | 3枚 | 社長が車で全国を移動しており、より割引率の高いカードがないか探していた。 | 全国を車で移動するため、高速道路利用時の割引率を感じる事ができ、満足している。 |
年間削減額15万円向上 |
| ㈱KG | 冷暖房器具部品並びにパイプの製造販売 | 4台 | 2枚 | コスト削減を徹底している㈱KGは、東京に本社があるため首都高速を利用する頻度が高く、自社に最適なETCカードのプランを検討していた。 | コーポレートカードは首都高速で割引が発生するカードのため、削減効果が目に見えて発生をしており結果に非常に満足している。 | 年間削減額42万円向上 |
| ㈱NV | 自動車シート・ソファ等革製品の加工販売 | 2台 | 2枚 | ㈱NVは当時ETCカード未使用状態であり、頻繁に高速道路・阪神高速を利用しながらすべて現金支払だった。割引とともに、事務管理面でも負担を軽減したかった。 | カード導入により、現金を社員に渡すことが少なくなり事務管理面で負担は軽減できた。利用金額の半分以上が阪神高速の㈱NVは、カード未使用だった当時に比べ年間30万円以上のコスト削減を可能とした。 | 年間削減額30万円向上 |
| ㈱AB | パチンコ景品の製造販売 | 14台 | 14枚 | 事務管理とともにコスト削減を徹底している㈱ABは、両方が達成できる事項がないかを模索していた。 | カード導入により、年間削減額が20万円以上向上するという状況に、社長は満足をしている。 | 年間削減額23万円向上 |
| KS㈱ | 一般廃棄物の収集、運搬及び処理再生 | 38台 | 38枚 | 事務管理とともにコスト削減を徹底しているKS㈱は、両方が達成できる事項がないかを模索していた。 | カード導入により、年間削減額が10万円向上するという状況に、社長は満足をしている。 | 年間削減額10万円向上 |
| ㈱KR | 化学工業薬品の製造並びに販売 | 5台 | 5枚 | 事務管理とともにコスト削減を徹底している㈱KRは、両方が達成できる事項がないかを模索していた。 | カード導入による削減効果向上に、担当者は非常に満足している。併せてグループ企業を紹介することでグループ全体で削減率の上昇を検討中である。 | 年間削減額18.5万円向上 |
| HS㈱ | 農業用及び衛生用機械器具の販売 | 10台 | 9枚 | HS㈱は当時、当組合とは別の組合でETCカードを利用していた。不満として利用中のカードには最低限使用しなければならない金額の下限制限が設けられており、「保持するカードの枚数・種類を可能な限り少なくしたい」というHS㈱の方針から乖離をしていた。 | 金額の下限制限がなく、且つ割引率も高い当組合のカード導入により、HS㈱は保持するすべてのカードを同じ種類に統一することができた。 | 年間削減額13万円向上 |
| RH㈱ | 化粧品及び医薬部外品の製造、販売並びに輸出入 | 44台 | 44枚 | RH㈱は保有台数上、多量のETCカードを管理していた。社員ひとりに1枚のカードを持たせていたが、抜き差しが頻繁にあるためカードが見当たらなくなる事態も多く、手元にカードがない状況もあった。 | コーポレートカードの「1台に1枚を固定する」という特性上、カードをそのまま差した状態で利用する環境が整い、以前のようにカードが手元にない事態が少なくなった。また、削減額も大幅に向上し、満足している。 | 年間削減額92.5万円向上 |
| MK㈱ | 水道工事並びに給排水衛生工事 | 9台 | 9枚 | コスト削減を徹底しているMK㈱は、東京に本社があるため首都高速を利用する頻度が高く、自社にあるETCカードのプランを検討していた。 | コーポレートカードは首都高速で割引が発生するカードのため、削減効果が発生をしており結果に非常に満足している。また管理面でカードを指したまま車を管理することができ助かっている。 | 年間削減額2.6万円向上 |
お申し込みについて
お申し込みについては、以下の内容をご確認ください。
１. ご提出書類
・ご利用申込書 ・ ・ ・必要事項をご記入の上、押印願います。
・車検証のコピー・ ・ ・カード発行必要台数分。※個人名義車輛でのカード発行はできません。（個人事業主を除く）
・所有者欄又は使用者欄が、ご利用組合員の法人名義であり、車検有効 期限内の車輛であることをご確認下さい。
・会社案内等・ ・ ・車検証記載の住所が確認できるものをご用意下さい。
・ＥＴＣセットアップ証明書のコピー・ ・ ・車載器管理番号の確認できる書類
・過去の利用額を確認できる書類・ ・ ・お申込車輌全体の月平均利用額が確認できる資料。
２. 初期費用
・発行手数料・ ・ ・６２９円／枚
・保証金・ ・ ・月額利用金額の１ヶ月分相当を当組合に預託していただく場合がございます。保証金の有無・金額等については事前協議の中で取決めさせていただきます。 ※保証金に利息等はつきません。
３. その他諸費用等
・年間手数料・ ・ ・発行カード１枚に対し６２９円／年※年１回、道路会社より請求される年間事務手数料です。 毎年４月の高速利用料金と合算して、ご請求させていただきます。
・再発行手数料・ ・ ・ 紛失・破損等によりカードの再発行をする場合には、別途、費用が発生します。※紛失・破損…６２９円／枚
・事務手数料・ ・ ・ 割引対象路線の利用金額に応じて、ご請求させていただきます。
４. ご請求関連
・ご請求書等・ ・ ・１ヶ月間（１日～末日）のご利用料金を、翌月２０日頃迄にご利用明細書と共に 郵送いたします。※請求書・利用明細書の仕様につきましては、別紙ご参照下さい。明細書は、支社・事業所・部署等に分けて発行することも可能です。
・お支払い・ ・ ・月末締めの翌月末お振込み又は月末締めの翌々月５日のお振替となります。
５. ご留意事項
・ETC車載器の付いていない車輌にはコーポレートカードの発行ができません。
・カードのお申込みをいただいてから、発行までに約１ヶ月～1.5ヶ月を要します。
・カードご利用後、お申込み時にご提出いただいた登録車輛に変更が生じた場合（車輛入替え等）には、 新車検証のコピーと旧カードを当組合へ送付願います。
・カードを紛失した場合には、第三者に利用される恐れがありますので、至急当組合へご連絡願います。
・登録車輌1台毎にカードを1枚発行しますので、登録車輌以外での使用はできません。
・原則として、月利用金額が少額な車輌に対してはカードのお申込みはお受付けできません。
ご利用方法について
組合員様は、ETCコーポレートカード事業について以下よりお問い合わせください。当組合に加入されていない企業様は、お問い合わせの上、加入手続き後に組合員様価格でご利用いただけます。
お申し込み、お問い合わせについて
ETCコーポレートカード事業のご利用を希望される方は、以下よりお問い合わせください。
